SUQQU春のコレクションで 調和の美を極めた2つの表情
13 Jan 2023
Relaxing & Hopefulなムードをまとえる、SUQQU 2023春のカラーコレクション。草木染が持つ調和の取れた美しい色合いを楽しみながら、新感覚リップ2色でムードチェンジ。人気ヘアメイクアップアーティスト 岡田知子さんによる、SUQQUらしいクリーンな艶肌に映える洒落感たっぷりな2つの春メイク。
Feather Beige
温もり色と静けさ色のハーフ&ハーフでモダン顔
一年を通して使えるオレンジベージュのメイクを2023春仕様にアップデート。ベージュリップは、唇と一体化したような色艶のニュアンスがなんとも上質。オレンジやボルドーがキーカラーの目元は、くすみ感と輝きの絶妙なさじ加減が新鮮。頬や指先はクールな色艶で少しハズすのが今っぽさを狙うポイント。
「リップのキャラメルベージュの色艶を効かせると、アイメイクのオレンジの印象がより高まります。一方で、チークとネイルにはパープルがかかったトーンを持ってきて、ほどよくクールダウン。ヘルシー感と知的さを両立した仕上がりに」(担当ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん)。
EYE ウォームな色と煌めきで雅やかに
1のアイシャドウパレットより、右上のライトトープを上まぶたのアイホール全体と下まぶたの目頭から目尻までの涙袋ゾーンにブラシでのせる。左下のオレンジを上まぶたのキワに二重幅よりやや広くなるようにチップまたはブラシでのせてぼかし、グラデーションに。右下のパールが煌めくディープな赤み色は、ブラシで上まぶたのアイホールにふわっと重ねて。左上のライトなピンクは、下まぶたキワの中央、涙袋の膨らんだ部分にチップで置いてから左右にストロークしてハイライト効果をプラス。4のボルドーのアイライナーは、上まぶたのキワに目頭から引いていき、目尻を少しハミ出してからフェイドアウト。5のマスカラを上まつ毛のみに根元から塗り、アイライナーと色を合わせることでまなざしの深みをアップ。眉は、毛のまばらな部分をアイブロウパウダーで軽く埋めて自然に仕上げる。
CHEEK 優美でミステリアスな光チーク
肌は、6のリクイドファンデーションでクリーンな艶肌に。顔の中央の色むらが気になる部分を中心に、指先で伸ばしてできるだけ薄くカバーする。チークは3のライラックカラーのブラッシュを、大きめのブラシで頬の高い部分からふんわり丸く広めにぼかして。
LIP & NAIL 艶感で魅了するスモーキーな春色
2のリップは、キャップについたアプリケーターで唇の内側から輪郭に向かってのせていく。口角までしっかり全体的に重ね塗りをしてベージュトーンの発色を高める。指先は、パープルがかったグレーのネイルカラー7を短く整えた爪に2度塗り。チークのライラックカラーと共鳴するペールトーンの青みが、佇まいに透明感を与えてくれる。
USED ITEMS
赤みで引き締め&青みで抜け感のグッドバランス
- SUQQU シグニチャー カラー アイズ 13 爛漫染 –RANMANZOME(SUQQU)¥7700
- SUQQU トリートメント ラッピング リップ02 淡羽色 –AWAHANEIRO(SUQQU)¥4400
- SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ 105 白空 –SHIROZORA[限定色](SUQQU)¥6050
- SUQQU ニュアンス アイライナー 04 ボルドー(SUQQU)¥3300
- SUQQU アイラッシュ マスカラ ウォータープルーフ 107 ニュアンス ボルドー[限定色](SUQQU)¥4730
- SUQQU ザ リクイド ファンデーション 115(SUQQU)¥11000
- SUQQU ネイル カラー ポリッシュ 148 五倍子染 –FUSHIZOME[限定色](SUQQU)¥2750
LIP CHANGE!
Affectionate Pink
青みでまとめてフェミニン&エッジィな美しさ
オレンジ、ブラウン、ボルドーなど、今季のSUQQUの赤みはどれもまろやか発色。見ため色はこっくり感のある青みピンクのリップも、たっぷりのうるおい艶で儚げな透明感。チークの艶感も合わせて、神々しくも包み込まれるような女性らしさを表現したい時にぴったりなメイク。
「ふわっと赤みが広がる目元や口元のピンクの色艶は、ぱっと見た瞬間はやさしげに見えるメイクですが、チークとネイルはエレガントかつクールな青みのカラー。そして実はリップも青み含んでいるので、ピンクメイクでも甘くなりすぎず、知性が漂う女性像に仕上がります」(担当ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん)。
LIP フューシャなピンク艶で愛らしく
1のリップは、透明感のあるピンクをそのまま表現したいので唇全体にさっとのせてシンプルに仕上げる。キャップについたアプリケーターで唇の内側から輪郭に向かって1度塗り上げるだけでも、色艶がキレイに決まる。
USED ITEMS
幸福感に満ちたセンシュアルメイクが叶う色と質感
- SUQQU トリートメント ラッピング リップ05 聴色 –YURUSHIIRO(SUQQU)¥4400
- SUQQU シグニチャー カラー アイズ 13 爛漫染 –RANMANZOME(SUQQU)¥7700
- SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ 105 白空 –SHIROZORA[限定色](SUQQU)¥6050
- SUQQU ザ リクイド ファンデーション 115(SUQQU)¥11000
- SUQQU ネイル カラー ポリッシュ 148 五倍子染 –FUSHIZOME[限定色](SUQQU)¥2750
- SUQQU アイラッシュ マスカラ ウォータープルーフ 107 ニュアンス ボルドー[限定色](SUQQU)¥4730
- SUQQU ニュアンス アイライナー 04 ボルドー(SUQQU)¥3300
CYAN’S RECOMMENDS
SUQQU 2023 SS Color Collection
草木染にインスパイアされた今季のカラーコレクション。花、実、枝、葉、樹皮、幹など、植物の色素のみを使った染色には、繊細さと自然のダイナミズムが宿っている。時間とともに植物が熟成されて画一的でない美しさを放つ、くすみがかった絶妙な色味。その安らぎ感、温かみと神秘。そんな草木染の色彩をメイクに落とし込んだアイテムは、全20アイテム。アイカラー、アイライナー、ブラッシュにはソフトなマットカラーを取り入れて落ち着いた洗練感を演出。新リップは、春の光を注ぎこんだような自然な色艶に注目。ネイルは、どこか懐かしさも感じるパールレスな彩りで、スタイリングのスパイスとしても最適だ。
SUQQU TREANTMENT WRAPPING LIP
洗練されたほんのり色とみずみずしい艶感によって、素の唇がそうであるかのような美しい色艶が叶う。しかも、通常(*1)グロスには配合しない柔らかさが特徴の“ラッピングワックス(*2)”を高配合。水分の蒸散を防ぎ、保湿成分によってうるおいをキープする美容液効果で、塗っている間中ケアしてくれる。驚くほど軽くしなやかな膜は唇の凹凸にも心地よくなじみ、配合のゼリーポリマーによってふっくらぷるんと唇のボリューム感をメイク。口紅で色づけてグロスを重ねる仕上がりとはまた違った、色艶と唇の繊細な一体感を体験して。〈*1 SUQQUにおいて *2 マイクロクリスタリンワックス(増粘剤)〉
SUQQU SIGNATURE COLOR EYES
枝葉にエネルギーが満ち、鮮やかに色づいた蕾が、光に包まれて花開き咲き誇る。春の躍動感を表す色と光のコントラストを、草木染の調和した美しさで表現したアイカラーパレット。マット処方のメインカラー2色に、パールが潜んだ重すぎないディープカラーや繊細な光のコートカラーを添えて自然体なのに魅力が溢れ出す目元へ。
SUQQU NUANCE EYELINER
コシのある筆先と優れた液質で、細く引いても太めに仕上げてもきちんと色彩を楽しめる人気アイライナーも、草木の色で染め上げたような新3色が登場。スタイリッシュなボルドーはビーツ、抜け感あふれるグリーンは緑葉、ピュアなピンクはサクラをお手本に。アイメイクにたおやかさとユニークな印象をもたらしてくれる存在。
SUQQU EYELASH MASCARA WATERPROOF
カラーマスカラのバリエーションが豊富になったここ数年においても、初めて見るようなまろやかなハイトーンカラー。ニュアンスカラーでありながら、まつ毛本来の色をしっかりマスキングして上品に発色。ベージュは目元に空気感を与え、ボルドーはソフトな血色感でまなざしのセンシュアル度をアップ。
SUQQU MELTING POWDER BLUSH
穏やかな血色感が使いやすい撫子ピンクと、春の息吹の温もりを表したかのようなオレンジは、ふわっとひと刷毛にして表情に自然な華やぎを生み出してくれる。ライラックカラーは、多彩なパールの配合によって春の朝の光のような透明感。手持ちのチークの上に重ねてニュアンスチェンジに使えば、たちまち旬な雰囲気に。
SUQQU NAIL COLOR POLISH
ウルシ科の木から採れる五倍子の色合いを表現した、風情を感じさせる紫がかったグレー。日本的な侘び寂びがにじむその色味は、あらゆるメイクやファッションにシックさをプラスしてくれそう。若葉の新芽を思わせるイエローグリーン、みずみずしく微かにビターな蓬のような深みグリーンも、スモーキー発色で合わせやすさ抜群。
ー SUQQU 2023 SS Color Collectionの他メイク記事はこちらから
Photography YUYA SHIMAHARA
Hair & Makeup TOMOKO OKADA
Styling MIKU OGAWA
Creative direction SATORU SUZUKI
Text KUMIKO ISHIZUKA
Model AKARI ABE