秋の装いを格上げする、アッシュグレージュ
29 Aug 2023
資生堂プロフェッショナル×CYAN
CYANが注目する4サロンとタッグを組み、季節にあわせたヘアカラー×メイクを指南。資生堂プロフェッショナルのサロン用ヘアカラー剤『アルティスト』を使ったカラーリングとCYANを手掛けるヘアメイクアップアーティスト・鈴木かれん氏がコラボし、最新スタイルをお届けします。第2回は、SiiKA NIKAIが秋のヘアカラーを提案。
Hair Style
透き通ったアッシュグレージュが潤みを持たせる
「ナチュラルで愛らしい女性像をイメージして、9トーンのアッシュグレージュにカラーしました。透明感を引き立たせるために、チャコールグレーをアレンジして赤みをコントロールしたのがポイントです。アッシュ系のカラーは、暗くなったり重たく見えたりするので、トーンの低いカラー剤は使わずに、色味だけで落ち着かせると髪がきれいに見えますよ」
「セットは、34㎜のカールアイロンで毛先だけ外巻きにして、全体は内巻きに。レイヤーが入っているので、軽く巻くだけでも髪に動きが出て、おしゃれな印象に仕上がります。10円玉大のヘアクリームを手のひらによくのばして全体にくしゃっともみ込めば、よりウェーブが出ます」
Items Used
Color recipe
Arrange Style
「全体を手ぐしでひとつに束ねてきつくねじり、おだんご風にアップしてバレッタで留めます。巻いた髪にクリームがなじんでいると、毛束をまとめやすいのでアレンジも簡単です。耳前の後れ毛を出すと、よりフェミニンな印象に仕上がります」
Make-up
暖色縛りになりがちな秋は、あえて目元のカーキをメインに。下まぶたにそっと赤みをのせることで、クールになり過ぎず周りとも差が出せる。
Voice of Hair Stylist
石井若菜
「アルティストのいちばん好きなところは、カラー後の髪につやつやと光沢感が出ること。仕上がりがきれいに見えるのでダメージも気になりません。また、発色も良い。アッシュ系でも沈みにくく、暗くならないところも好ポイントです」
SiiKA NIKAI
東京都目黒区上目黒1-8-28 Mirafeel II 1F
About ULTIST
カラーパフォーマンスは妥協せず、ダメージケアにもこだわりを
アルティストは、髪の芯からダメージを抑制してつややかな発色を持続させる、9色相全52色のサロン用ヘアカラー剤。ポイントは、独自の3つのテクノロジー。基盤となる1つめは、毛髪芯部で起こるタンパク変性に着目した「スムースケアテクノロジー」。2つめは、アルカリ量を抑えながら効率的に染料等を髪の芯まで届ける「マイクロオイルイン処方」。3つめは、「ラスティングプロテクションベール」。これらの3つのサポートによって、髪の芯へアプローチすることで、美しい発色と髪色を長く楽しむことができる。
Photography:MIE NISHIGORI
Hair:WAKANA ISHII(SiiKA NIKAI)
Makeup:KAREN SUZUKI
Styling:YUKA SEGAMI
Model:FUKA IBI
Edit & Text:ARISA SATO