SUQQUで彩る大人モードな秋の艶メイク
14 Jul 2022
SUQQU の2022秋冬カラーコレクションを使って、CYANの紙面やwebでおなじみの人気モデルが麗しく軽やかに変貌。まろやかな木漏れ日、熟した果実の香り、積もる落ち葉の音や手触りまでも伝わってきそうな、豊かな秋の空気感を込めて。メイクの魅力をいっそう高める艶の質にこだわったベースメイク情報にもご注目を。
Mystic Harvest
色香漂うアイメイクを色艶の魔法で神々しく演出
シグニチャー カラー アイズの色と光で秋の宵の静けさを宿した、神秘的なまなざしが主役。頬や唇に肌に溶け込むような温かみのある色とソフトな質感を持ってくることで、しなやかさと凛とした印象を併せ持つ洗練された女性像に。理想の艶感が見つかるSUQQUのベースメイクからは、まろやかな艶が肌と一体化するクリーム ファンデーションをチョイス。ベースメイク、カラーアイテム、それぞれの洗練された艶の差異が仕上がりのお洒落感をアップ。
「パープルやピンクを効かせ、シルバーをあしらった目周りの印象はエレガントでクール。なので、チークは艶やかなイエロー、リップはベージュと肌に溶け込むヌーディ感を合わせるとコンサバティブになりすぎずモダンに映えます」(担当ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん)。
EYE 光感で落ち着きある色香を演出
1のアイカラーパレットから、左下のシマーなパープルをアイホールにはブラシでふわっと、下まぶたのキワにはブラシかチップでしっかり色が出るように塗る。上まぶたの中央には、ハイライトとして左上のベージュパールをチップでオン。仕上げに、右上のアイシーグレーを目頭のくの字をなぞる要領でのせてクールな放射線状の発光感をプラス。2のダスティピンクのアイライナーは、上まぶたのキワに沿って目頭から細めに引き、目尻の自然な終わりに沿ってフェイドアウト。眉は、3のアイブロウパウダーの左のブラウンでふんわりと色を均一に整える程度、あまり主張し過ぎないようミニマム仕上げで。
CHEEK やさしい秋の陽だまりのような色艶
まずは8の下地を顔全体に塗り、フィット感の高いうるおい膜でほんのりトーンアップ。6のハイライタースティックのピンクの光を目の下の三角ゾーンにのせ、指先を使ってごく軽いタッチでなじませる。小鼻まわりから頬にかけての色むらが気になる部分は、艶感の高い9のクリームファンデーションで自然にカバー。チークは、4のブラッシュのイエローのハイライトを多めにチークブラシに取り、頬の高い部分に横方向へストローク。目の下に入れたハイライトのキワにやや重なるようにぼかしこんで。
LIP & NAIL 唇と指先は大胆なコントラストで
目元や頬の色めきと光感が引き立つように、口元は5のベージュリップでヌーディに。上下の唇ともに、スティックのまま中央から輪郭へ、しっかりめに2度塗りを。シアーマットな質感によって唇の柔らかさが生かされ、素の唇の色むら感はきちんとカバー。指先は、短く整えた爪に7の赤みブラウンを2度塗り。光と艶があふれる神秘的なメイクにディープな締め色を合わせることで、秋らしい大人顔に着地。
ITEMS USED
美麗なシマー感やシアー感で色めきをより上質に
- SUQQU シグニチャー カラー アイズ 11 宵紫 -YOIYUKARI(SUQQU)¥7700
- SUQQU ニュアンス アイライナー 105 ダスティピンク[限定色](SUQQU)¥3300
- SUQQU 3D コントロール アイブロウ 02 ブラウン(SUQQU)¥7150
- SUQQU ピュア カラー ブラッシュ 132 紅葉狩 -MOMIJIGARI[限定色](SUQQU)¥6050
- SUQQU シアー マット リップスティック 14 柔包 –YAWATSUTSUMI(※セット価格 / レフィル ¥4950、キャップ ¥550)¥5500
- SUQQU グロウ ハイライター スティック 102 ホロピンク[限定色](SUQQU)¥5500
- SUQQU ネイル カラー ポリッシュ 147 焚光 -TAKIBIKARI[限定色](SUQQU)¥2750
- SUQQU トリートメント セラム プライマー(SUQQU)¥6600
- SUQQU ザ クリーム ファンデーション 020(SUQQU)¥11000
Glorious Harvest
木の葉や果実の彩りで豊穣の秋を祝う女神の表情
縦割りで陰影をつけた、スタイリッシュなアイシャドウ使いもさることながら、思わず唸ってしまうのがシアー マット リップスティックの色選び。目元のカラーと少しズラした、上品カラーの口元に大人の遊び心がチラリ。
「ブラウンやブロンズイエローで深みを与えた目元に、赤み系のブラウンリップという合わせは、最近のベーシックという感じ。今季はあえてシルバーモーヴのリップを持ってきました。この葡萄色の、赤みがありつつも黄みを抑えた絶妙な色艶で知的さが際立ちます」(担当ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん)。
EYE 輝く落ち葉の色彩でぐるりと囲み目
アイホールは、縦割りで半分ずつ塗り分ける。1のアイカラーパレットから、右上のベージュを目頭からまぶたの半分までに、右下のコッパーブラウンを目尻側からまぶたの半分までに、それぞれブラシでのせる。左上のピンクブラウンのパールは、小ぶりのブラシで目頭の周りを大きく囲むようにオン。下まぶたの目尻の三角ゾーンにも、光を集めるようにチップでのせて。左下のゴールドは、太めのアイライン感覚で上まぶたのキワから二重幅で塗る。眉は、2のアイブロウパウダーの左のブラウンでまばらな部分を埋めてストレート眉に。仕上げに3のブラウンのアイブロウマスカラで根元から毛流れをふわっと立ち上げ、目元の陰影とバランスの釣り合う奥行き感をつくる。
CHEEK 上品さと愛らしさを醸す艶めき頬
肌づくりは、7の下地で顔全体にうるおいと艶やかさを与えてから、顔の中心部の気になる色むらのみ、8のクリームファンデーションをコンシーラー感覚でのせて素肌感たっぷりの生っぽい艶肌に。チークは、目元の光感とシンクロするピンクパールを含んだブラッシュ4で、頬の内側寄りから血色感を広げて。チークブラシに取り、小鼻の脇あたりからブラシを小さくストロークし、やや下方向にもぼかしこむ。
LIP & NAIL 唇と指先で表す媚びないレディ感
口元は温かみのある目元とは対照的に、クールな光感を秘めたモーヴで染めてドキッと感を。5のシルバーモーヴのリップスティックを、あえて輪郭をしっかり摂りすぎずに仕上げる。上下の唇ともにスティックのまま中央から輪郭へ向かってラフに塗り上げ、指先を使って軽くぼかすとより自然な印象に。指先は、短めに整えた爪に6のグリーンのネイルカラーを2度塗り。抜け感を出すためのハズし色のようで、実はピンクパールが配合されているグリーンなので、目元や頬の光感としっくり調和するという技ありの色合わせ。
ITEMS USED
視線を集めること確実な進化系ブラウンメイク
- SUQQU シグニチャー カラー アイズ 10 彩葉集 -IROHAATSUME(SUQQU)¥7700
- SUQQU 3D コントロール アイブロウ 02 ブラウン(SUQQU)¥7150
- SUQQU ボリューム アイブロウ マスカラ 03 キャメル(SUQQU)¥3300
- SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ 09 可憐咲 -KARENZAKI(SUQQU)¥6050
- SUQQU シアー マット リップスティック 111 熟葡萄 –JYUKUBUDOU[限定色](※セット価格 / レフィル ¥4950、キャップ ¥550)(SUQQU)¥5500
- SUQQU ネイル カラー ポリッシュ 145 葉詩 -HAUTA[限定色](SUQQU)¥2750
- SUQQU トリートメント セラム プライマー(SUQQU)¥6600
- SUQQU ザ クリーム ファンデーション 020(SUQQU)¥11000
CYAN’S RECOMMENDS
SUQQU 2022 AW Color Collection
コレクションテーマは「秋吹く。」平安時代の歌人、和泉式部が詠んだ句にインスパイアを受けた、風情とモダニズムが繊細に溶け合った秋の風が運ぶ色たち。紅葉のレッドやオレンジに、多様な落ち葉のグリーン、イエロー、ブラウン。そして芳醇な果実のベリー、麦やススキを思わせるベージュ、秋の七草に含まれる花のようなピンクやパープル。豊かな秋の彩りを、アイシャドウ、アイライナー、ブラッシュ、リップスティック、ハイライター、ネイル ポリッシュと全21アイテムで表現。表情の魅力を引き出す洗練された色と質感の躍動をとくと堪能して。
SUQQU SIGNATURE COLOR EYES
朝は風が色を輝かせるように温かく、夕は風が色を落ち着かせるようにひんやり。移ろう秋の空気感を、ブランドにとってアイコニックなアイテムのひとつ、アイシャドウ パレットに投影。繊細なパール使いと上質なテクスチャーだからこそ、深くコクのある色も息づくように発色。単色でも重ねても、旬なムードたっぷりの目元に。
SUQQU NUANCE EYELINER
これぞ洒落色、と拍手したくなる3色のカラーアイライナー。ほどよい深みをたたえた秋らしい3色は、くすみ色ともひと味違い、見たまま色が鮮やかに発色。操作性に優れたしなやかな筆先は、繊細な細さも大胆な太さも自由自在。大人の色遊びにふさわしい、どことなく儚げなニュアンスがまなざしの魅力をアップ。
SUQQU MELTING POWDER BLUSH
毛穴の存在を忘れさせるほどシルキーに色づく人気ブラッシュに、新しく仲間入りしたのはイノセントなベージュとベリーレッドの2色。艶っぽさと湿度感がにじむテクスチャーは、温かみのある秋色と最高の相性。重ねるほどに肌の透明感を引き立てるような色艶の深まりが感じられ、上気感のある頬色も凛とした骨格美も簡単実現。
SUQQU PURE COLOR BLUSH
日毎に変化していく、息を飲むほど美しい秋の山の粧いをそのまま写し取ったかのよう。ピュア カラー ブラッシュの限定色は、日本の伝統色のニュアンスが溢れる色みを、質感でセンス良く昇華。ビビッドな朱赤とゴールドパールが色めくイエロー、繊細で温かなオレンジブラウンとペールグリーン。純度の高い色と艶が魅惑的な頬に導いてくれる。
SUQQU SHEER MATTE LIPSTICK
ピンク、ベージュ、レッド、モーヴ、ブラウン。秋の実りをイメージした色合いは、このリップスティックならではのほのかな透け感と穏やかなマット感によって、香り立つようにふくよかな色印象。深みのある色も、ベタッと重くならない。いつものメイクに取り入れただけでも、ひと塗りでソフィスティケイトされたメイクに引き上げてくれそう。
SUQQU GLOW HIGHLIGHTER STICK
空気が乾燥するにつれてくすみを感じやすくなる、秋冬の肌が待ち望んでいたかのような朗報アイテム。すっと溶け込むように肌になじみ、透明感やいきいきとした生命力を仕込むパール入りハイライター。みずみずしい艶出しにはライトグリーン、血色感と立体感を高めたい時はホロピンクがおすすめ。
SUQQU NAIL COLOR POLISH
今回のコレクションにおいて、指先の彩りが果たす使命は“情緒”。秋の訪れを知らせる黄みがかったグリーン、柔らかな自然光に照らされたウィートベージュ、火にくべられた薪の赤みのブラウン。補色関係のパール、同系色のパール、大粒のパールと、表現したいムードに合わせた色と光のコントラストにもうっとり。
GLOW CREAM COMPACT
SUQQU GLOW CREAM COMPACT
マスク生活やリモートワークが定着した現在は、ベースメイクに対するニーズも少しずつ様変わり。求めたいのは、ライトなつけ心地で肌のアラが自然に隠れる高いフィット感、マスクを外した時も落差なく美しく整って見える素肌ライクな色艶。この秋、新登場するファンデーションは、そんなニューノーマル時代にマッチしたエマルジョンコンパクトタイプ。艶の質にこだわってきたSUQQUらしく、肌の曲線にしなやかに寄り添うやわらかな艶感の塩梅が秀逸。ひと塗りした時のカバー感は、これまでのファンデーションと比べて一番ナチュラル。しかし凹凸の補正力は頼もしく、みずみずしい伸び、しっとり薄づきで圧迫感のない塗膜が長持ちする。CYAN編集部として最も注目したポイントは下地機能を搭載している点だ。柔軟性があり、肌にしなやかに寄り添う皮膜剤を配合したこととで 下地を使わなくても肌にぴったりと密着する。のばした瞬間にうるおいを感じながら、スムースに伸び広げられ、 ジェル状の毛穴カバー素材も配合し、肌全体をなめらかに整える。透明感を保ったまま肌に溶け込む仕上がりだから、家でリラックスして過ごす時はさっとのせて、外に出る時は重ねづけ。重ねるほど艶っぽさが増してカバー感を感じさせない。この高機能ぶりは一度体感しないともったいない。
Photography YUYA SHIMAHARA
Hair & Makeup TOMOKO OKADA
Styling NATSUKI TAKANO
Creative direction SATORU SUZUKI
Text KUMIKO ISHIZUKA
Model MANA TAKASE