輝き艶めくピンクトーンで魅せる SUQQU 20周年を祝う大人ルック
23 Aug 2023
手にした途端、一気に気分が高まりそうな見目麗しさのSUQQU 20th ANNIVERSARY COLLECTION。肌にのせれば、テーマの“乱反射”にふさわしい色と輝きで秋の装いをランクアップ。同じく秋発売の新作ベースメイクで仕上げた艶が満ちる端正な肌とともに、洒落感たっぷりなCYAN流ピンクメイクを提案します。
Fading Pink Light
多様なピンクを光の軌道にのせてスタイリッシュに
青みの色も黄みの色も、偏光、煌めき、マット、みずみずしい艶と巧みな質感によって、肌から浮くことなく魅力たっぷりに共存できるピンク系パレットを主役に。ビター&ライトなメリハリで、真似しやすいのにどこかカリスマティックな目力が醸し出されるワントーンメイク。
「パレットの中の色と色を、自由にブレンディングする美しさにフォーカスしたメイクです。4つのアイカラーはライン使いもしやすいフィックスの良さがありながら、ムラなくシアーにぼかせる上質さで重ねづけすると新たなニュアンスを生みだせます。また、フェイス コンパクトも多様な可能性を秘めているので、今回は目元のくすみ感を払ってクリーンさをプラスするアクセントとして使ってみました」(担当ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん)。
EYE 色めきと光のミクスチャーで個性的に
1のパレットより、左下のくすみ系ベリーカラーを上まぶたキワからアイホール全体にアイシャドウ ブラシ1 で大胆にのせて、そのまま下まぶたの目尻から3分の1も軽くなぞって陰影をつける。右上のクリアな艶感の黄みピンクは、筆先が斜めにカットされたブラシ2に取って下まぶたの目尻から目頭へ向かって涙袋の幅でのせていく。同じブラシを使って、右下の青みの偏光パールが効いたプリズムローズを、下まぶたのキワの目頭から目尻まで細くライン状でのせる。さらにアイカラーを少し取り足し、黒目の下と目頭に重ねて光感を強調。2のピンク系パールが繊細に艶めくフェイス コンパクトを粉含みの良いアイシャドウ ブラシ*3に取って眉骨にハイライトとしてのせ、そのままブラシをストロークしながらアイホールにのせたベリーカラーとの境目をぼかす。仕上げは、1のパレット左上のシルバーパールが効いたメタリックピンク。指先にとって上まぶたの中央、黒目の上にポンポンと押さえるようにのせる。
アイカラーを全て仕上げたら、5のブラックのマスカラを上まつ毛にさらっとひと塗り。眉はあえてカラーレスに。4のクリアなアイブロウマスカラで毛流れを整えるのみで、アイカラーの色と光感が際立つようクリアな抜け感をつくって。
*1 SUQQU アイシャドウ ブラシ Fスモールを使用。
*2 SUQQU アイブロウ ブラシ ラージを使用。
*3 SUQQU アイシャドウ ブラシRを使用。
CHEEK ピンクとモーブの色艶で骨格美人
ベースメイクは、7のクリームファンデーションと8のルースパウダーで端正な艶肌に仕上げておく。ファンデーションは顔全体に中央から外側へ向かって薄く塗り上げ、肌色を均一に整えて明るさとなめらかな艶感を。小鼻などテカリやすい部分にのみ、8のルース パウダーをパフに取って軽く押さえる。チークは、1のパレットのアイカラーとブラッシュをレイヤー使いして立体感のある仕上がりに。パレット右上、クリーム処方のクリアな黄みピンクのアイカラーを指先に取り、頬の中央よりやや内側、小鼻の横あたりに軽い力でトントンと小さく丸くぼかす。指先に少しだけ残っている色みを、軽いタッチで鼻先にものせる。次に、パレット右のベージュモーヴをチークブラシ*4に取って、先に頬にのせたピンクの外側を囲むように弧を描きながら外方向へぼかしこむ。そのままのブラシで鼻先も軽くなぞり、ブラシに残っている色みをふわっと重ねることで自然な血色感を演出。
*4 SUQQU フェイス カラー ブラシを使用。
LIP 大人感と愛らしさが共存する粘膜リップ
口元には、メイクの引き締め役であり大人の色香も添えてくれる3の深みレッドのリップを。フォーマルにこなせる色でもあるので、今っぽく見せるならスティックのまま直塗りしてややラフに仕上げるくらいでOK。唇の内側から輪郭に向かって全体に塗り上げたら、唇の中央にのみチョンチョンと重ねづけして赤みを深めると可愛い色っぽさが。
*4 SUQQU リップ ブラシを使用。
USED ITEMS
血色感、深み、艶めき、煌めきのグッド・バランス
- SUQQU 20th アニバーサリー アイ & ブラッシュ コンパクト 102 夢咲光 -YUMESAKIKOU【9/15 限定発売】(SUQQU)¥11000
- SUQQU 20th アニバーサリー フェイス コンパクト 102 紅艶 -BENITSUYA【9/15 限定発売】(SUQQU)¥7700
- SUQQU モイスチャー リッチ リップスティック 129 椿衣 -TSUBAKIKOROMO【9/15 限定発売 SUQQU 20th アニバーサリー リップ キット内 限定色】(SUQQU)¥19800
- SUQQU ボリューム アイブロウ マスカラ 04クリア(SUQQU)¥3300
- SUQQU アイラッシュ マスカラ ウォータープルーフ 01ブラック(SUQQU)¥4730
- SUQQU ネイル カラー ポリッシュ 02淡菫 -AWASUMIRE(SUQQU)¥2750
- SUQQU ザ ファンデーション 115【9/1 発売】(SUQQU)¥14300
- SUQQU ザ ルース パウダー〈パフ付〉【9/1 発売】(SUQQU)¥11000
CYAN’S RECOMMENDS
SUQQU 20th Anniversary Collection
また、この20周年という節目にSUQQUは「素肌を超えることにこそ、化粧の歓びがある」と高らかに宣言。そのステートメントの具現化として、2016年に発売されて以来、厚い支持を得てきたクリームファンデーションがさらなる進化を遂げ、この秋ルースパウダーとともに登場する。大人の女性のたしなみとして、あるいは日々の自分を凛と磨きあげる小さなセレモニーのように、至高のベースメイク体験を約束してくれる2アイテムだ。
SUQQU 20th ANNIVERSARY EYE & BLUSH COMPACT
SUQQUというブランドがずっと大切にしてきた「瞬間的な美しさではなく、日常の中で移ろいゆく美」を、光の軌道を目元や頬に映して表すというコンセプトで誕生した2つのパレット。昼の光のまばゆさは、夜が近づくにつれて穏やかになっていく。そしてどこにいようとも、その人の動きとともにつねに光の角度は変わる。メタリックな輝き、みずみずしい艶、さらっとマットな透ける影色、偏光パールで立体感を引き出すプリズムカラーと、さまざまな表情を見せてくれる4色のアイカラー。そして、さりげない発色で肌本来の美しさを際立たせるシアーなブラッシュも付く。101は、洒落感のある色みで陰影もつくりやすい、ヘルシーでモダンなオレンジ系のバリエーション。102は、やわらかな色合いでありながらビターな大人っぽさも漂う知的で女性らしいピンク系のバリエーション。不規則な光を放つフォルムで、光と感覚を表現したアーティスティックなパレットデザインも含め、メイクを通じて彩り、光、影のミクスチャーを愉しみ尽くせる内容だ。
SUQQU 20th ANNIVERSARY FACE COMPACT
光の軌道が拡がる様子をグループ独自の新3Dプリンタ加飾技術によって施し、コレクションテーマである乱反射を抽象的に表現した見目麗しいパウダー。光がまわりこんだような艶を与え、くすみを払って自然にトーンアップするエフェクトで、顔全体に仕上げのフェイスパウダーとして、あるいは頬や額、鼻筋、目の下などスポット的に明るさを与えるハイライトパウダーとして使っても。101はゴールド系のパールをメインとした活き活きとナチュラルな艶めき。102はピンク系のパールをメインとした血色感を纏ったやわらかな艶。103 はホワイト系のパールをメインとした清らかで透明感の高い艶。ベースメイクの洗練度がぐんとアップするから、全3種を大人買いしてなりたい印象、好みのカラー、艶感、その日その日でしっくりくるものを使い分けるのも良さそう。
SUQQU 20th ANNIVERSARY LIP KIT
春夏秋冬。四季の移り変わりを愛でて愉しむという、日本人のDNAに刻まれた美意識を呼び覚ますような、4つの限定色リップが収められたキット。春を表したコンフォート リップ フルイド フォグは、靄がかかったようなやわらかな艶が特徴の桜梅にインスパイアされたやさしいピンク。夏のムードは、素の唇の生っぽさを活かすような質感のトリートメント ラッピング リップで表現。みずみずしく澄んだ紫陽花カラーの色艶が爽やかでみずみずしい口元をつくる。秋を表すシアー マット リップスティックは、ほのかに透けるマット感が特徴。美しい紅葉の情景をイメージしたこっくりとした色合いは、神秘的かつ情熱的な美しさ。そして冬の情景美は、艶がにじむようなモイスチャー リッチ リップスティックの深いレッドで表現。煌めきが隠し味の、雪化粧をした椿にインスパイアされた赤みは唇印象をドラマティックに導く。さらに、これらのリップを飾るように置いておける特製ボックスもまた、20周年のロゴが刻まれたエクスクルーシブな仕様でいっそう化粧ごころを刺激してくれる。
SUQQU THE FOUNDATION
SUQQU史上最高にラグジュアリーとされた名作、ザ クリーム ファンデーションが華麗にアップデート。より豊かに粉体を配合すると同時に、艶を失わない限界ラインを追求した、こっくりと濃密なテクスチャーのクリームファンデーション。行き過ぎた化粧感を感じさせることなく、品格のある艶に満ちた端正なよそいき肌をいとも簡単につくれてしまう。よりリッチな保湿感のためには、原産地の透明性を高めた13種類の日本産美容エキスを配合。ぴたっとした肌留まりを叶えるべく粒子の細かな粘土鉱物をバランス良く配合し、心地よいフィット感が長持ち。もちろん、つけた瞬間はフレッシュな艶、なじんだ後は配合のパールによる明るく均一な艶、時間が経って分泌された皮脂を上手く取り込み塗膜の透明感をナチュラルに高めた艶と、従来のザ クリーム ファンデーションの魅力ポイント“艶肌エフェクト三変化”はそのまま継承。自分の肌にぴったりな色が見つかる24色もの色バリエにも、多様なニーズに応えたいというブランドのホスピタリティが感じられ、新たな名作の登場に海の向こうのSUQQUファンも歓喜するはず。
SUQQU THE LOOSE POWDER
究極に贅沢な肌づくりのフィニッシュを追求して誕生した、ブランド史上最高峰のクオリティを誇るルースパウダー。アミノ酸系粉体を惜しみなく高配合することで、驚くほど軽く、しっとりと肌に吸い付くように溶け込む。さらに新たなアプローチとして、くすみがなく透明度の高い薄片原料「クリアネス ヴェール」を採用。微細なパールが明るさをもたらす朝露のようなミスティピンクカラーは、すっと肌に溶け込んで「まるで薄羽衣」のような透き通るヴェール感となる。毛穴や小じわはソフトフォーカスされ、フィルター加工も顔負けのなめらかでつるんと輝く肌へ。時間が経つほどファンデーションや皮脂となじみ、美しいベースの持続力を高める。また、SUQQUが追い求める理想の美肌に欠かせない要素は、シックな佇まいの容器にも込められている。ザ ファンデーションと一貫するデザインの、艶やかな黒とスリークゴールドを纏った容器は、まさに“端正な艶感”の象徴。ドレッサーに置いてあるだけで日々の美容モチベーションをアップしてくれそうだ。
Model IKUMI MATSUKI (Light model)
Creative direction SATORU SUZUKI
Photography YUYA SHIMAHARA (UM)
Hair & Makeup TOMOKO OKADA (TRON)
Styling MIKU OGAWA
Text KUMIKO ISHIZUKA