日々の積み重ねの中に、美は宿る。JO1川尻蓮の美容ルーティン

『CYAN ISSUE 43 A/W 2025』の表紙を飾った川尻蓮(JO1)へインタビュー。


かつては日焼け止めすら塗らなかった少年が、今ではスキンケアやルーティンを大切にし、美を探究する日々を送る。JO1としての挑戦、世界的アーティストとの共演、そして、ステージでは観る者を驚かせる存在でありたいという願い。川尻蓮が見据える現在地と、その先。

初めての『CYAN』の撮影はいかがでしたか?

すごく楽しかったです。撮影中もみなさんのアイデアがどんどん出てくるので、色々試しながら撮影をすることができました。その光景はとてもクリエイティブでしたし、すごく気持ちが良かったです。それに、普段からネイルをよくするんですが、衣装や撮影の雰囲気に合わせてネイルをすることが始めてだったので、すごく刺激的でした。とっても気に入ったので、今日はネイルを落とさずにこのまま帰ります!(笑)

衣装もとても素敵でしたね。

白いTシャツにパンツを合わせたシンプルな衣装は普段の僕の私服と似ているんですが、もうひとつのルックはあまり自分では選ばないスタイルだったので、新たな発見でした。今後はプライベートでも、こういうスタイルに挑戦してみたいですね。

ビューティで気を付けていることはどんなことですか?

このお仕事を始める前は、日焼け止めも塗らないくらい、あまり関心がなかったんです。でも、デビューしてからはサプリで栄養バランスを整えたり、スキンケアなどもしっかりするようになりました。なかでも、僕は毛穴詰まりが肌トラブルにつながることがわかったので、クレンジングに力を入れるようになってから、すごく肌の調子が良くなりました。自分に合うクレンジングを探すのもすごく時間がかかったんですが、“これだ!”と思うものに出会えたので、ずっと愛用しています。ただ、スキンケア用品ってすぐに結果が出るものではないので、自分に合うものを探すのってすごく大変なんですよね。なので、ヘアメイクさんに色々教えてもらったり、実際に使用して良かった美顔器などを使うのが毎日のルーティンとなりました。

大事にしている朝と夜のルーティンは?

朝は拭き取りのクレンジングを使うようにしています。以前は、泡立てた洗顔料を使ったり、お湯だけで洗ったりしていたこともあったんですが、拭き取りのスキンケアを使うと、昨夜の酸化したスキンケアたちをしっかりと落としつつ、キレイにリフレッシュできるので、すごく気に入っています。夜は、自分の肌に合うクリームをたっぷりとつけて保湿しています。クリームって、どうしても高価になってしまうので、少しずつ使おうとしてしまうのですが、そこはケチらないようにしています(笑)。そうすることでしっかりと効果がでるんですよね。あとは、どんなに忙しい時もストレッチをすることを大事にしています。少しやらなかっただけで、身体に違和感が出るんですよ。身体はすごく正直ですし、肌はお手入れした分、ちゃんと効果がでるのでやらない理由はないなと思っています。

続けることって、すごく大事ですよね。

本当にそう思います。ビューティに関するものって、どんなに多くの人がいいというものも、自分に合わないことが普通にあるんです。だからこそ、諦めず自分に合ったものを探すことはすごく大事なので、これから先も探究し続けたいです。


川尻さんにとって、“凛とした人”はどんな人だと思いますか?

理想がある人かな。僕から見て理想がある人は、柔らかいのに強さを感じることが多いんですよね。

川尻さん自身も芯の強いイメージがあると思うのですが、素顔の自分とのギャップは感じますか?

う~ん……。意外とないんですよね。僕はステージでもプライベートでも、常に驚かせたい、楽しませたいと思っているんです。なので、常に企んでいます(笑)。そこは、ずっと変わらないかもしれません。

さて、JO1の待望のシングル『Handz In MyPocket 』はどんな曲になりそうですか?

きっと、驚いてもらえると思います。タイトル通り、まだ見せていない可能性や、まだまだ魅力があるよ、ということを感じさせるダンスにもなっているんです。ただ、キメ切った振り付けではなく、抜け感があり、ラストにはそれまで溜めてきたものをぶちまけるようなものになっているので、早くライブでパフォーマンスしたいですね。

そして『KPOPPED』では、世界的アーティストのKeshaさんとのコラボも話題となっています。このコラボはものすごいことですよね。

ものすごいことです! 最初にこの企画を聞いた時に、「いいんですか?!」と確認したほどでした。Keshaさんはものすごく気さくな方で、JO1のなかでも曲を作る僕や(河野)純喜や(木全)翔也などと一緒に音楽の話をたくさんしてくれたんです。実は、今作っている曲も聴かせてくれたんですよ。その曲が本当にカッコよくて……! 早く完成したあの曲を聴きたいですし、世界的なスターの方なのにすごく優しくて感動しました。僕もどんなに経験や年齢を重ねても、親しみのある人間でありたいですね。


Photography:YUYA SHIMAHARA (UM) 
Hair & Makeup : YUKO TAMURA 
Nail : ERINA KUWABARA
Styling :  KODAI SUEHIRO 
Model:REN KAWASHIRI (JO1)
Interview:KANA YOSHIDA
Edit & Text:TAKASHI TOGAWA, SHION FUJIMOTO (CYAN)

こちらの情報は『CYAN ISSUE 43 A/W 2025』に掲載されたものです。