次世代の銀幕スター・宮世琉弥のビューティ&ファッション事情

幕が上がり、物語は始まる。カメラの向こうで光を浴びる彼は、凛と咲く花のように麗しく、この物語の主人公であるにふさわしい。まさに俳優・宮世琉弥こそ新時代の銀幕スター。そしてきっと、小さな世界で留まらず、まだ知らぬ景色を見せてくれるのだろう。花開く日は、すぐそこまでやってきている。


ー 撮影はいかがでしたか?

楽しかったです! 3ルックとも全く違うニュアンスだったのですが、どれも好きでした。撮られるのも好きですし、撮るのも好きなので、カメラマンさんと意思疎通もできたかなと感じています。

ー ファッションもお好きとのことですが、興味を持ったきっかけは?

中学生くらいの時に自然と服に興味を持ち始めたタイミングで、服屋で働いていた親戚がいろいろと教えてくれたことがきっかけです。親戚がデザイナーさんと仲が良かったこともあり、ファッションの歴史とか哲学的なところまで学ばせてくれました。その影響もあって、初期のUNDERCOVER、COMME des GARÇONS、Maison Margielaなどが当時好きでした。ファッションアイコンでいうと窪塚洋介さん、井浦新さんは今でも憧れです。あとは沢田研二さんとか、じつは古い時代のカルチャーに影響を受けていると感じます。

ー この春夏に欲しいものは?

薄いカラーのサングラス。お気に入りのアイウェアブランドがあるのですが、そこのブランドのものを新調したいなと思っています。あとはピンクとかグリーンとか、春らしい明るい色の服も着たいです。ちなみに買い物は絶対に試着したいので、店舗に行く派です。

ー ビューティについてのこだわりはありますか?

乾燥肌なので朝も夜もしっかり保湿はしています。化粧水、美容液、乳液、保湿クリームのルーティーン。サウナや長風呂でリフレッシュしつつ、フヤフヤの状態でスキンケアをしてリセットする時間が大事です。寝る時は枕にヒノキのアロマを振ってリラックスしています。あとは、役者のお仕事の時はしないですが、プライベートやアーティストとしてのお仕事の時は気分に合わせて香りを選ぶのも好きです。

宮世琉弥

2019年俳優デビュー。若手の登龍門といわれるCMに大抜擢され、数々の話題作に出演。『めざましテレビ』(CX)では史上最年少マンスリープレゼンターに抜擢。またソロ・アーティストとしてもデビューを果たし、4/10には1stアルバム『PLAYLIST』のリリースも控える。現在、初主演となる映画『恋わずらいのエリー』が公開中。


Photography: KYOSUKE AZUMA
Hair & Makeup: OYA (KIND)
Styling: NOBUYUKI IDA
Model: RYUBI MIYASE
Edit & Text: TOKO TOGASHI

こちらの情報は『CYAN ISSUE 40 S/S 2024』に掲載された内容を再編集したものです。